真也の背中がどんどん小さく なっていって、 とうとう見えなくなった時。 「ゆう…?」 大好きな声が私の耳に入った。 「龍…」 「何…してんだよ… あれ、誰だよ…」 龍はひどく怒っていた。 「真也君は、 友達だよ?」 「キスしてたのに…?」 「え…キス…?」 「キスしてただろ…」