海と希波矢を見送ってから、また維十の部屋に戻った。 「そういや、今日、組員達はどうしたんだ?親父も。」 「全員、家から出るように頼んだ。きっと今頃、どこかで豪遊してる。」 へーと気の抜けた返事をする維十は、きっとさっきまでの騒ぎの余韻を感じているんだろう。 「維十。」 「んぁ?」 「好きだ。」 人生初めての告白は、意外と簡単に出来て、緊張も何も感じないまま、本能で言ってしまったと言っても過言ではないものだった。