俺は強い。
一人でだって生きていける。
支えてもらう必要なんかない。
だから、俺のことを心配するな。
気にかけるな。
尽くすな。
俺は愛を与えてもらう側じゃなく、与える側だ。
玲香のことは、これまでの誰よりも大事にしたい。
……そういや、あいつちゃんと分かってんのかな。
俺が告白した理由。
まさか、殴られたから俺はあいつを好きになった、なんて勘違いしてないよな?
さすがに俺も殴ったり暴言吐いたりする奴をいちいち好きになるわけじゃない。
うーん…多分分かってねぇな。
玲香、細かいこととかあんまり考えなさそうだし。
はあ。
早く玲香に会いたい。
「だーれだっ!!」
いきなり後ろから両目をふさがれた。
「!?れいっ…」
…玲香なわけねぇか。
「あー……柏木、だろ」
「ピンポーン!」
立ち上がり振り返ると、一年の時同じクラスだった柏木瑠美がいた。
「待たせてごめんね」
「ほんとだよ。けっこう待ったぞ俺」
「も~う!イジワル!」
ペシッと肩を叩かれた。
「相変わらず厳しいなぁ。まあそこが好きなんだけどね!」
「……あっそ」
こいつは最初からこんな感じだ。
コクってくる、ってもんじゃない。好き好きアピールが半端ない。
「けど待っててくれたなんて、やっぱり優しいね!大好き~!!」
ギュッと抱きついてきた。
噂で聞いた話だと柏木はEカップの持ち主らしく、こいつが力を入れるたびにその巨乳が俺の胸下のあたりで潰れる。
