そして私は…目を奪われた。


……凄い。

息をするのを忘れそうになるくらい、はっとなるようなそんな作品だった。



夜の海で泳いでいるイルカたちは人魚のように美しく、周りに描かれた花々たちが凛としていて綺麗だった。




そんな作品は…とても光に満ちていた。


こんなにも心を動かせる作品を描けるなんて、

この作品を描いた人はどんな人物なんだろう----------…



そう思ったときだった。




「…なにしてるの?」