「ねぇ…。やっぱりやめようよ。」 チラッと竹村を見ると今にも泣きそうな顔で鈴木に訴えかけていた。 多分、あいつはジェットコースターが苦手なんだろう。 「大丈夫だよ、愛理ちゃん!ほらっ、行こっか」 そう言って叶多はあいつの手をとって乗り場に行った。 ムカッ……。