「叶多邪魔。降りろ。」 「え~。いいじゃんか、ケチ」 叶多は、口を尖らせて文句を言っていた。 俺は、そんな叶多に目もくれず。 「てか、なんの用だよ?」 俺が言うと、叶多はいきなり 「今度の休みに、遊びに行こうぜ!」 ……………。 「は?!」