彼を振り向かせる方法



このまま午後の授業をサボろうと思っていたら、遠くから足音が聞こえてきてそのまま、保健室に入ってきた。


その足音はまっすぐ進んできて、俺の寝ているベットのところで止まった。


いきなりカーテンが開いたと思ったら……。




「よぉ、やっぱりここに居たか。」



そう言いながら、叶多がベットに座りこんできた。