「……もし、もしみりいが負けたら、美弥ちゃんの所に行ってしまうのかい?」




「行きませんよ。もしみりいが負けても、あの女のものになるくらいなら、俺は一人で消えます…おじさん達の前からもね」



「!?」




俺にはみりいしかあり得ない




おじさんにそれを伝えると、フッと安心したように笑った



「海都くん、すまない。巻き込んでしまって…」


「いえ、この方が面白いし、大丈夫です」




俺は部屋をでて会場に戻った