みりいを不安にさせるくらいなら、俺がみりいを守る 俺が、あの女からみりいを守るんだ そう考えてるうちにおじさんのいる部屋について、軽くドアをノックした 「おじさん、俺です」 「おぉ、海都くんか。入りなさい」 ドアノブを引いて中に入ると、おじさんが窓際に立っていた 「いよいよだな」 「はい」 「……海都くん」 おじさんが悲しそうな、不安そうな顔をして俺を見た