「優衣…?」
晴紀くんが呼び掛けると、我に返ったように顔をハッとさせた優衣
そして優衣は突然鞄を持って出ていってしまった
「ちょ、優衣!?」
晴紀くんは優衣を追っていった
えーと、えーと
「海都、私達も…「大丈夫だって。あいつらならうまく行くから。今ので晴紀も優衣ちゃんの気持ち分かっただろうし」
そっか
そうだよね
二人のことだもんね
「みりい、そろそろ帰るか。おじさんも待ってるだろうし」
「そだね」
私達ははお店をでて、家に帰った
家に帰った私達は、会社のビルにある私の部屋でゆっくりした
「上手くいったかな?あの二人」
「大丈夫だろ」
私は海都の足の間に座った
「なに?」
「……甘えたい気分」
だって、今日一回も甘えてないもん



