「………は?なにそれ。すっごく不愉快なネーミング…」

「いいじゃん!楽しそうだしっ」

岬は爆笑してる。
意味わかんない(笑)

「さすが岬ちゃん!わかってるねぇ!」

ノリノリのお母さんと岬。

「ゲームのルールは娘をどれ程知ってるかだよー!」

「私、葉山に一票っ!」

「わ、私も…」

ヒメまで!

もー…やめてよー!

「つーかなんで呼び捨てなんだよー!先輩がない!」

「いいじゃないすか。今更細かいこと気にしないっ」

岬のペースに飲み込まれる先輩は
困ったように頭をかいてた。

「俺にはなんで票いれてくれねぇんだよ!」

いや、わかるけどなぁ!と佐野先輩が騒ぐので
あたしは佐野先輩に票をいれてあげた。