手を止めてミホさんはオレを見た。 「あたし自身結構気に入ってるんだけどねぇ…」 「………」 「何だと思う〜?」 ゴクッ… 怪しい間に唾を飲んだ。 「“童貞狩りのミホちゃん”って言うの」 「童貞…狩り…?」 「そっ♪今回のターゲットは廉君♪意味わかるかな?」 ニコニコしてるけどそれって…、 オレ… 「食われるの…?」 「うん♪食べちゃうよっ」 そういってミホさんはまた手を動かし始めた。