まぁさんの顔を見るのが辛い。

莉亜はママに言って早退した。

タクシーでまぁさんの家に帰って莉亜は自分の車で走り出す

友達のカオ電話して一緒にいてもらう事にした。


カオと行き付けのショットバーで待ち合わせして、莉亜は車でカオが来るのを待つ。


「どうしたの莉亜?」

カオは化粧もしないで急いで来てくれた。

カオの顔を見たら涙が溢れた。

『私、どうしたらいいのかわからない』

涙がどんどん溢れ出す。

「莉亜、ゆっくりでいいから話して・・・」

事情を言わずに泣いている莉亜を見てカオは困った表情で莉亜にそう言う。

まぁさんと同棲をしてることはカオ話してあった。

『今日ね、まぁさんの両親と兄弟に会ったんだ・・・』

初めて家族に合わせてくれて凄く嬉しかった。
のに・・・付き合ってるのを隠していたママにバレて借金があることで離婚したと聞かされた事を話した。
『私、まぁさんからそんなの一言も聞いてないし。離婚した理由も奥さんが浮気したって聞いたんだ・・・私、あっさり騙されちゃったの?信じてたのに・・・』

「まずは事実かどうかを確認するべきだよ・・・」
家にいって調べよう。