まぁさんの家は莉亜の家と会社のちょうど中間だった。

家と会社は一時間半ぐらいの距離で毎日通っていたけどまぁさんの家なら40分位で仕事に行ける。


バイトがお互い休みの日はまぁさんの家から会社へ行くようになっていく。


会社へ行くのに近いのはすごく助かるし、それに少しでも一緒にいたかったから。


夜のご飯は二人で買い出しに行ってほとんど莉亜が料理する

まぁさんも料理が得意だけど莉亜の料理がおいしいって言ってくれたことが嬉しくて莉亜が料理担当してた

莉亜が得意な料理は肉じゃがや煮物などの和食と麻婆豆腐や野菜炒めなどの簡単にできるものばかりだったけどまぁさんはいつも残さずすごくおいしそうに食べてくれていた。


一生懸命作った料理をガツガツおいしそうに食べてくれるのを見るのがすごくうれしかった。



段々と月の半分以上はまぁさんの家に泊まるようになっていった。

バイトのシフトも一緒の日を増やして一緒に行って一緒に帰る。


けど店の中での交際はやっぱりよく思われないし、二人が付き合っていることはママや敬子さん達にも絶対にバレないようにしようって二人で決めてた。