かずちゃんと会えなくなってから1ヶ月半ぐらいたった。

仕事にも身が入らない。

ふと瞬間にかずちゃんの温もりを感じたい。

やっぱりすごく会いたくなる。



そんなある日莉亜は朝から体調が悪くてたまらない。
吐き気と下腹が痛む。

風邪でもひいたのかと思って栄養ドリンクと風邪薬を飲んで仕事に向かった。


時間がたつにつれて下腹の痛みが増してくる。


仕事をしていても痛くなって、何度もしゃがみながらうずくまった。


「先輩大丈夫ですか？」

莉亜の後輩が莉亜が痛がるのを見て心配してくれた。

『うん。平気だよ。きっとすぐによくなるよ。ありがと』


・・・冷や汗が出た。

イタイっ。すごく変に痛い。


結局耐えられなくて家に帰って横になった。


吐き気もする。どうしてだろう・・・。


・・・そういえばあれ？
えっ？もしかして・・・。

そう、かずちゃんの事で頭がいっぱいになっていてすっかり忘れていた。

今月はまだきていない。


えっ？嘘だよ。まかさっ。

どうしょう。かずちゃんには当分会えないのに・・・。

莉亜は頭の中が真っ白になった。

やっぱり・・・。