『本当に難しい・・・けど久しぶりに熱くなれた気がした』


「本当にえらいよ。必死に頑張って練習してたじゃん!真冬はサーファーでも入んない人いるのに凄いよ」

しっかり見ていてくれたかと思ったら莉亜は嬉しくなった。


着替をして帰りの支度をする。

海水で髪の毛はガチガチになって体も寒さで震えていた。


「風呂入りたいしょ?これじゃ風邪ひくね。シャワー浴びていこう」


莉亜は寒くて唇が紫になって唇がガチガチと震えていた。


海のすぐ近くのラブホへ入った。

シャワーを浴びて温まったら体の冷たさがなくなった。

寒さしのぎで入ったのに、なんだかドキドキした。



「やばいなっ。でも・・・」

大塚さんがベットに莉亜を押し倒した。


莉亜は抵抗すればいいのに体は自然と素直になっていた。


莉亜は自分の気持ちに気付く。

「・・・いや?。好きになっちゃだめだよな」


莉亜はそっと目を閉じて全てを受け入れた。


好きになっちゃいけないのに。

もう出会った瞬間から運命だったのかもしれない。

いつくかの偶然を乗り越えて、これが運命だった。


莉亜は愛してしまった・・・。