母は幼い頃から三人姉妹の据えっ子の莉亜を特別可愛がってくれていた。


姉達には少し厳しい母だったかもしれないけど莉亜は怒られた記憶がない。

母は莉亜が母の若い頃に似ているから心配と言っていた。

確かに職種は違うけど昼はデパートで夜はホステスというとこや血液型も同じだから性格も似ている。


だからきっと可愛くて、心配なんだろう。


それがすごくウザく感じた時もあったけど離れて住むようになって母親の有り難みを知った。


母には心配かけたくない。責任を取れる生き方をしたいと莉亜はずっと思ってきた。



姉は仕事の帰りが遅くて会うことが出来なかったけど母と少し話して母が元気な表情を見せてくれたから安心した


家族としてはバラバラになっちゃったけど母親と二人の姉はとの関係は大事にしたかった。


幼い頃から母が夜の店でいなかったから二人の姉は莉亜にとって母親代わりでもあった


いつでも何でもお姉ちゃんまかせで今でも色々助けてもらってきた。


二番目の姉とは幼い頃は喧嘩ばかりしていたけど今では友達のように仲良くしてる。

そんな大切な姉と母だから心配かけたくない。