「オレは何があっても、絶っっ対にお前を惚れさせてやる。覚悟しとけよ?」 そう言ってあたしのおでこをコツンとつつく。 そんな姿に不思議と胸が温かくなる。 _________この人なら大丈夫かも。 「・・・・か、考えとく・・・」 「おう!じゃ、宜しく」 晴れた空。 爽やかな風。 数学の授業であるべきこの時間。 屋上で小田原慶牙はあたし、日向野唯に誓った。 『絶っっ対に惚れさせてやる』と_____________