「どこ行くの?」
























「どこって・・・。言っただろ、『保健室』だって」




















「・・・え・・・」

























くるりとあたしの方に振り返った顔が不気味すぎるぐらいの笑顔で、あたしは身の危険を感じた。





























まさか・・・。

























いや、まさかね・・・。























学校でそんなことしない・・・よね?






















脳裏を横切るのは、あたしのトラウマ。



























_________________『ヤらせろよ』




























「・・・っ、い、いやぁ・・・」


































まさかと思うと、足の震えが止まらない。