水が滴る上履きをギュッと握りしめる。 今まで隠れてて見えなかった。 上履きに書かれた〝死ね〟の文字。 死ね・・・か。 あたし、本当に嫌われてるんだなぁ・・・。 みんなと同じように、普通に生きてるだけなんだけどな。 『お前なんて、死んじゃえばいいのにな』 「あの人」だって、言ってたじゃん。 あたしなんて・・・・・・・生きてる価値、ないや。