「何かついてますか?」
































「・・・いや、なんでもないや」


























そう言うと、ゆっくりあたしから離れる。




























やっと解放されたぁ~・・・・・っていうか、何でもないんかいっ!



























1人ツッコミをしながら、あたしも前を向く。




















と。























明るかったはずの視界が突然暗くなった。




























何事かと思い、上を見ると・・・・。





















「っ!?」























そこにあったのは、さっきまで近くにあった整い過ぎた顔。




















「あっ、あの・・・」

























「日向野さんっ、オレの女になって」



















「はっ、はいっ?!」




















新学期早々、爆弾発言を落とされた。