俺は狩谷 晴樹。

中学に入ったばっかりの青年だ。



「チョット晴樹。」

こいつは苅原 菜美

幼稚園時代からの幼なじみだ。

「なんだよ」

せっかく語っているというのに

「あたしねあさって誕生日なんだー♪」

「あっ予鈴始まるぞ」

「死ね。今日学校無いしそれと予鈴が始まるって言わないから」

これが菜美。


口が悪い。


そのせいか友達が少なく俺が隣にいてやっている。



今俺達は学校にいる。

菜美の言うとおり今日は学校は無い。


「で、あたしの話聞いてた?」

「いや、寝てた。」

「死んでいいよ。でね誕生日プレゼントの代わりに

相談にのってくれない?」

「さっそく相談してるだろ」

「黙れ。相談にのれ」



なんという強引。


俺は菜美の相談を聞くことになった。