アタシと先輩は学校から少し離れた公園に来ていた。
「あのっ ミルクティーありがとうございます…」
学校から公園までの道で先輩はミルクティーを自動販売機で買ってくれていた。
「誤解は嫌だから言っとくけど、さっきのー…藤谷のヤツな。」
アタシはつい反応してしまった。
「俺の友達にな、藤谷のこと好きな奴がいるんだ。」
……‥えっ!?
アタシはバッと先輩の方を見た。
「ほんとだからな?」
先輩はアタシを見つめて言う。
てゆうか、アタシ…もしかしてヤキモキやいた…?
「なぁ もしかしてヤキモキやいた?」
先輩はニヤっと笑いながら聞いてきた。