「なんか…本当に安田君はお父さんみたいだよね♪」 『ははっ、お父さんね…♪』 一瞬表情が曇った安田君だったけど すぐにいつものニコニコ笑顔に戻る。 私は小走りでゴミを捨てに行き 小走りで戻ってきた。 安田君は……優しい。 優しいっていうか…… 本当にお父さんみたい。 誰にでも平等で、滅多に偏見はしない。 これも、彼の魅力の1つ。