「うふ。遥希、ちょっと…」 そう言ってママは手招きをした。 なんだ? 恐る恐る寄ってみる。 「全く…鈍感な遥希に教えてあげる。」 俺にしか聞こえないような小さな声だった。 「"教える"って何を?」 こっちも小さな声で返す。 「女の子の顔見て心臓がおかしくなったりしたら、それはもう…」 な、なんだよ。