サーッと飛び出て僕にかかる鮮血。 かかった血から温かさを感じる。 彼女は、そのまま後ろに倒れ赤い水たまりができる。 「・・・・!?」 その後ろで、目を白黒させる母親。 あんたももう少しでこうなるんだよ? 父親もさすがに驚いて、ビールをこぼしていた。 さて、この母親はどこを刺そうか。 「や、やめなさい!自分が何をしているかわかってるの!!?」