「おめでとうございます!。元気な男の子ですよ!」


眩しい・・・・。


そうか、僕はまた産み落とされたのか。


ゆっくりと目を開けて周りを見る。


やっぱり、生まれたばかりは息がしづらいな。


咳をしたつもりが全て、泣き声へと変わり両親の耳へと届く。


優しそうな夫婦だった。


僕はほほ笑んで。


「ヨロシクネ。」


そう呟いた・・・・・・。