「藤井」
「…」
「藤井ってば!」
「…瑠依」
「…しつこい。ていうか僕の名前腐っちゃうんだけど。」
ひでえええ!藤井はあたしに何か恨みでもあるのだろうか?どうしてあたしにばっか冷たいのだろうか?
「…もしかして藤井って…あたしの事「キモチワル」」
藤井は本当に嫌な顔をしてあたしに言った。
もうここまで来たらさ、藤井ってツンデレのツンツン部分だよね。ツンデレじゃなくてツンツンだよね。デレ要素が全くない。
「ツンちゃん、「誰それ」」
藤井の特技にツッコミっていれとかなきゃ。
あたしは脳内データを処理して、ついでに名前も変えといた。「ツン井ツン」なんともネーミングセンスがないんだ!と自分でも思ってしまった。
でもさ、いいよね。あだ名ってなんか仲良さ気じゃない?「ツンちゃん!」「なぁに?しーちゃん!」とか言ってさ!
「一ノ瀬、妄想しか脳に無いの?これだからクズは…」
彼は絶対にしーちゃん!なんて言わないだろう。

