私の事、好き?


「田村君なら、さっきトイレに行ったわよ」


『そっか、サンキュ。じゃあ、諒また後で。』


「あぁ」


「佐伯君に振られちゃったな。まぁ、私は金子君と話せたら良い訳だし構わないけど」


「……」


「もう!何か言ってよ!」

「この間は悪かったな、あんまり過ごせなくて」

「いいのよ、別に。無理して一緒に過ごそうとかは思ってないから」


『そっか』


「ねぇ、次はいつ過ごせる?金子君の部屋に行きたいな」