「え…俺がですか?」 俺はあまりにも突然の話しに耳を疑った あんながむしゃらで持ち前の闘争心だけで戦って来た俺にまさか主将をやってくれと頼まれる日が来るとは思っていなかったからだ それに自分なんかよりも頭の良くて良い腕をしている部員は他にもいる なのに何故俺が主将に選ばれたのか? 「お前にしか主将は任せる事はできないんだ頼む詠!」 主将の先輩は深々と頭を下げた