『逃げる事なら誰でも出来るけれど後悔してはあなたは一生強くなれない』 俺は…もう一度あの頃の力を出す事が出来るのだろうか… 「立ち止まっても良い…悩んで苦しんで傷ついたその先であなたはもっと強くなれるから」 目を覚ました詠は起き上がって声のする方を見た 「華宮…何でそこまで…」 「あなたにだけは負けて欲しくない…剣道に…自分自身に」 夜中の冷たい風が吹いた 満月の光が2人を照らしながら優しく包み込む 詠と華宮はそれ以降はただただ黙ってお互いを見つめあっていた