「それじゃ、俺たちはこれで失礼しまーす」

長水と詠は一礼して職員室を出て行った

「いったい何が起こったんだ詠に」

金子はポカンと唖然と立ち尽くしていた




「おかえり」と高笠達は戻って来た2人に手を振った

「ちょうど良かった詠これに名前書いてくれるか?」

高笠が一枚の白いプリントとボールペンを詠に差し出した