文目剣術部【壱】


「ちなみに…」と華宮は詠を見た

「その時右目を失明した相手と言うのは笛吹先輩の事です」

相手の名前までは聞いてなかった詠は「えーっ!?」と山の中いっぱいに響きわたるほどの大声で叫んだ

「不思議でしょう?」

華宮はクスクス笑っている

それと同時に「あ…」と誰かと誰かに似ている事に気づいた詠を見て「そう」と華宮は詠の左頬に自分の左手をくっつけた