終わらない冬の日

みなみ「そんじゃーあたし達こっちだから。またね~」
凪沙「うん、ばいば~い」

そういって、みなみ・恭夜・奈菜に手を振り替えした。
みなみは家に来てくれたが、本当は全く別方向。
わざわざ起こしに来てくれたってことか・・・。

瑞貴とは同じ方向なので、一緒に帰ることにした。

瑞貴「ね、またあのアーティストが新曲出したの知ってる?」
凪沙「え!?知らない!CDはもう売ってる?」
瑞貴「売ってるよ。行く?」
凪沙「行く!!」

私たちはCDショップに行くことにした。


私は意識してなかった。
今から通る横断歩道はいつも夢でアイツが死ぬところだたことを。



片時も忘れちゃいけないよ

その隙を狙われてしまうから



瑞貴「今CMでもやってる曲だよー、知らない?」
アイツに話しかけられたからあの声は聞こえなかった。
凪沙「えー、そうだっけ?最近テレビ見ないからわかんないや・・・」


私たちはあの横断歩道の前にきた

信号は赤


私は意識してなかった



凪沙「にしても寒いね・・・体が全然動かないよぉ・・・」
瑞貴「だねー、でもお店まで少しだし」
凪沙「ここの信号長いもん・・・」

なんてしゃべっていた。
でも本当に寒い。& amp; lt; BR>地面は凍ってるからツルツルしててすっごく怖い。
少し動いただけでこけてしまいそうだ。


信号がパッと青に変わった。

私はくしゃみをしてしまった。

アイツは先に行く。



その瞬間

赤信号なのに 信号無視をしたバスが 


アイツに ぶつかった



正夢になったの?


凪沙「なんで?何でよ。私たち公園には行ってないじゃない。夢じゃ私もくしゃみなんてしてないよ?夢と違う。だからあれはアイツじゃない。これもまた夢。現実なわけないんだから。どーせ隣にいるでしょ?あれ?いないじゃない。どこにいるの?前じゃん。真っ赤になってバスに潰されてんじゃん。でも違う。あれはアイツなわけが無い。違う。アイツとは違う。違うに決まってる。違う。違う・・・」

我を忘れていた。
正気を取り戻せない。

やっと我にかえったら涙が溢れてきた。


凪沙「・・・はぁ・・・ああぁ・・・ぅあ・・・ひっく・・・う・・・」


正夢になったんだ・・・


凪沙「あぁ・・・あああああああああああああああああああああああああああああああ」



言ったじゃないか

片時も忘れちゃいけないよ

その隙を狙われてしまうから、と


ちゃんと聞こえていた。
だけど本当は自分の声しか聞こえていなかったのかもしれない。