終わらない冬の日

ちょ、何が起きたの?
瑞貴助けれたよ。
何で視界に入ってるものが真っ赤なの。
鼻を突く臭いが鉄のにおいなの。

それより瑞貴は?
瑞貴どこよ?
ま、さか、この、赤い、の?
嘘でしょ?
てかもう何かわかんなくなってるよ。
形が無くなってる。



凪沙「っ!」

飛んでいた意識が戻ってきたとたんに、今の現状を目の当たりにすると同時に、その場に脱力して座り込む。


何が起きたのか。

凍った道をスリップしたバスはそのまま電柱に衝突し、折れて、電柱は瑞貴のほうに倒れてきた。
そしてそのまま、瑞貴は電柱の下敷きになってしまった・・・


今度は酷い。
もう人間の形かどうかすら分からなくなっている。

凪沙「ううっ・・・」
叫ぶ前に吐き気が襲った。


それから、私は気を失ったようだ。




気付いて起きたらそこは、タイムスリップする前の自分の部屋だった。