「あたし、本気だよ?」 そう言って、大河は走り去って行った。 本気…? 何がだよ。 不覚にも、大河の整った笑顔を思い出す。 アイツが俺と麻子を別れさせようと してるのは目に見えて分かる。 何が目的でなんだ? 「あ、原岡君ー!」 「…麻子」 「偶然だね。何してるの、トイレの前で?」 「いや、なんでもない」