オオカミヤローに捕らわれて

…………ハッ?


「えっ?お迎えって……統牙様と優牙様のですか?」


お願い…否定して下さい!!


だってなぜ私があの2人の迎えについて行かなきゃならんのだ!!


そう思い恐る恐る確認したのに――――…運転手さんは“ハイ”と答えた。


ギャーーーー!やっぱり~~~!


「な、なんでですか!?なぜただのメイドの私が、お坊ちゃま達のお迎えに一緒に………!?」


成見家で働き始めてやたらパニックになる事が多くなった私は、予期せぬ緊急事態にまたまた大パニック。


運転手さんは思いっきり苦笑いになって答えて下さった。