オオカミヤローに捕らわれて

その甘い声に誘われる様に、オレは吹雪に深いキスを繰り返した。


何度も角度を変えては、柔らかい唇を覆う。


「統牙………//////」


暫く経ってから唇を離すと、ウルウルの涙目をした吹雪と視線が絡まった。


「吹雪、そんなに悲しむ事はねぇ。確かに明日からは今までみたいに、毎日気軽に会う事は出来なくなる。でもお互いの家は歩いて行ける距離だろう?」


吹雪の両頬を包んで伝えると、吹雪は“うん……”と頷いた。


「オレ、お前に会いに行くし、吹雪も遠慮なく来ていいからな?玲美や昇…兄弟も連れて来い。待ってるから」