オオカミヤローに捕らわれて

ムリヤリ腕を引っぱって、吹雪を足の間に座らすオレ。


「も~~~う……アンタって男は………//////」


吹雪は文句を言いながらも、大人しくオレに寄りかかって来た。


甘いシャンプーの香りが、オレの鼓動を狂わせる。


吹雪の体に腕を回して、強く強く抱きしめた。


「なんでお前、車ん中でオレと話してくれないんだよ………」


静かに疑問を投げかけると、吹雪の肩がビクリと上がる。


7、8秒黙り込んでから、ようやく語った。


「……離れたく……なくなるから………」


離れたく…なくなる?


どういう意味だ?