オオカミヤローに捕らわれて

とりあえず滑り台の陰に隠れて、荷物を地面に。


「座れ」


「座れって……どこに?」


「ここに決まってんだろう」


滑り台に背中を預けて地面に座り、両手を広げたオレを見て、吹雪は“ここ”がどこだか理解した様だった。


「ムリ!誰かに見られたらどうすんの!?恥ずかし過ぎるよ!!//////」


片手をブンブン振って拒否の姿勢を見せる吹雪だが、今日は何せ夏休み最終日。


子供達は皆終わってない宿題に追われたりなんだりしてるんだろう、公園には人っ子一人いなかった。


「誰もいないから平気だって。ホラ、早く来い」