オオカミヤローに捕らわれて

頬を真っ赤に染めて怒鳴ろうとした吹雪の声を遮る様に、オレも叫んだ。


神社の木に止まっていた鳥が何羽かバサバサと飛び立つ。


一方の吹雪は、いきなり怒鳴ったオレにビックリして、固まっていた。


「いいか?オレはお前が好きなんだよ。他のヤツ等がどうこう言おうと、お前の事あきらめるつもりは一切ねぇ!!片想いなら絶対捕まえてた。両想いなら、離さねぇまでだ!!」


息継ぎ無しで言い切って、また吹雪にキスをする。


「んっ…あ……」


今回は早めに離して、ギュウッと彼女を抱きしめた。


「頼むから…離れてくな……」