オオカミヤローに捕らわれて

もはやオデコからアゴにかけて、顔全体が熱くて堪らない。


「と~~お~~が~~~~っ!!」


それでもどうにか離れたくて、首を振ったり体を捩ったりしていると……


「ホントは………オレに言えない何か、抱え込んでるんだろ?」


ズバリ図星を突かれて、抵抗が止まった。


「やっぱりな……そうなんだろ?吹雪」


「ち、違うよ!本当にお父さん達と家でゆっくり過ごしたいだけで……」


「だったらなんで、そんなにツラそうなんだ?もう何も分からなかったオレとは違うんだ。言え。正直に言わないと、ずっと離してやらないからな」