オオカミヤローに捕らわれて

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「なぁ~~あぁ~~~統牙ーーー、お願いだからその不機嫌オーラ、どうにかしてくれよーー」


「ウルセェ、黙れ。誰のせいでこんなに不機嫌だと思ってんだ」


頬を引きつらせ、懇願して来る道に容赦無く言い放つ。


道は顔を掌で覆って、“ああもう…”とか呟いていた。


特別学習で学校に来たはいいけど、オレの機嫌はまだ直ってない。


隣の席に座ってる道が懸命にどうにかしようとしているが、全て無意味に終わっていた。


「よし!じゃあ今日、気晴らしにカラオケ行かねぇか!?」


「嫌だね」