オオカミヤローに捕らわれて

心を鬼にして、まちかにそれはムリだと言おうと口を開きかけた。


「………吹雪、今何か悩んでるでしょう?私で良かったら、相談に乗るよ」


…………っ、ウソ……


この子…私が悩んでるの、見抜いてたの……?


統牙と中曽根様に聞こえない様に言ってくれたまちかに、驚きと感謝の念が生まれる。


5秒位考えて、私の開きかけた口は、断りとは違う言葉を発していた。


「分かった……私の部屋の冷蔵庫にケーキあるから、ソレ食べよっか、まちか」


「ケーキって………ちゃんと食べないと体が「大丈夫ですから、統牙お坊ちゃま」」