オオカミヤローに捕らわれて

幾らイラついてたからって女の子に怒鳴るなんて、最低だ。


吹雪を見てみると、怯えて怖がってる目をしていた。


その目に、気マズさと罪悪感が心にのし掛かる。


「ごめん吹雪……痛かったろ?」


ソッと手を離してオレが強く掴んだ手首を擦ると、吹雪がまたカァッと赤くなった。


「あ……大丈夫だよ…それより統牙、私の話、聞いてくれる……?」


オレの顔色を窺う様に尋ねて来る吹雪。


こうしたのはオレだと思うと、更に罪悪感が高まって行った。


「分かった………聞くよ」


とりあえず…吹雪の話聞かないと、いけないよな。