オオカミヤローに捕らわれて

何でも1人でやろうとするから、知らず知らずの内にストレスを溜め込みやすい。


いつか爆発しない様に、よく見ていてやってくれ……時任はこう言いたいんだ。


だけど吹雪の主であるオレに直接そんな事言ったら、吹雪の立場に悪影響を及ぼすかもしれないから、言いにくかった。


「分かってる。アイツがいつでも笑える様に、気ぃつけるから」


オレの返事に、時任はホッとした様な笑顔になった。


「泣かさないで下さいね?吹雪の事……」


「泣かさねぇよ」


もう、吹雪の誕生日の時みたいな出来事はウンザリだ。


だから…オレが守る。