オオカミヤローに捕らわれて

普段自分じゃ買えない様な高い物貰ったから?イヤ……それは違う気がする。


「ウ~~~ン、何でだろう?」


考え事に夢中になっていた私は、ビニール袋からリンゴが1個転がり落ちた事に気づかなかった。


トントンと肩を叩かれ、振り返る。


「コレビニール袋から落ちたよ」


私よりちょっと年上っポイ男の子が、リンゴを差し出してくれていた。


「えっ!?あ!?ヤダ、ホントに1個足りない!ありがとうございます!!」


中身を確認した私は、慌ててリンゴを受け取った。


男の子は短めのアッシュベージュの髪に、178cm位の身長。