オオカミヤローに捕らわれて

「成見家のメイドは全員一般人だ。安岡家だって、たくさんの普通の家系のメイドや執事のお陰で成り立ってんだろ?」


「ウッ……」


「なのにギャーギャー喚いてんじゃねぇよ。これ以上オレ等の家の人間悪く言うと、一生後悔させてやるからな」


最後に思いっきり睨むと、安岡は黙り込んだ。


ヤジ馬を掻き分けて優牙が現れる。


「兄さんカッコイーーー♪」


「統牙様……私、感激致しました……!!」


なんか感動してる優牙と運転手に苦笑いして、オレは車に乗り込んだ。


「行くぞ吹雪」


「………ハイ、統牙お坊ちゃま」