オオカミヤローに捕らわれて

打って変わって満足の笑顔を浮かべる、何とも単純なオレ。

(↑あっ…自分の事悪く言う事出来るんだ……)


しかし吹雪の表情があまり浮かばない事に気づき、なぜだか引っかかった。


「吹雪お前どうした?顔色悪いぞ」


オレは吹雪の腕を引っ張って、耳打ちする。


吹雪は目だけで周りを見渡した後、口を開いた。


「だってさっきから統牙や中曽根様と話してると、女の子がギラギラ睨みつけてくるんだもの……特にチョコレートブラウンの人」


チョコレート…ブラウン……?


オレも周りを見ると、確かに女達の視線がオレ等に集中してる。