「おまえひまだよな?」
はっ?
え・・・・・・・・・まさか、なにかのおさそい?
体が氷つくように固まると、担任が近づいてくる。
「ひま、だよな?」
なんか悪い予感が・・・
顔を大振りして、ヒマヂャナイヨ!アピール。
「ふーん、用事あんのか?」
次は縦に大振り。
ちょっと、顔痛い。
「なら、これよろしく!」
そう言って担任は紙切れを私の手のひらに乗せる。
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「はぁあ゛?」
「きれんなってww」
いや、それは無理だろよー。
「なにこれ?」
渡された紙切れには、住所が書いてある。

